臨床工学部
当院の臨床工学部には、現在8名の臨床工学技士(技士長、副技士長、主任各1名)が在籍しています。
医学及び工学の知識と技術を生かし、透析装置をはじめとする院内すべての医療機器に精通し、常に安全・正確に運用するために保守管理をしています。医療機器のスペシャリストとして安全で質の高い医療技術を提供できるように、日々取り組んでいます。
透析センター業務
透析液を決められた電解質濃度で作成し、その値が正確かどうか確認します。当院では、キンダリー、カーボスター(無酢酸透析液)の2種類の透析液を使用しています。
透析用監視装置の立ち上げから終了後の消毒までの一連の捜査をしています。
複数のダイアライザー、ヘモダイフィルターの中から、患者さん各自に適合するものを、医師が選択するための助言もしています。
メンテナンス業務
★透析液水質管理業務
当院では、オンラインHDFを行っており、通常の透析医院に求められているものよりも、はるかに厳しい水質基準をクリアし続けています。
★廃液収集・解析業務
小分子、中分子の濃度を測り、除去量を調べています。
★医療機器の点検、保守業務
医療機器の性能を維持し、支障なく使用できるように管理しています。
★医療従事者への技術習得サポート
正しく安全に危機を取り扱えるように、技術習得のサポートを行います。
★研究・開発業務
関係機関と共同で研究・開発をしています。