院内システム
当院では、2013年よりオリジナルで開発した電子カルテを運用しています。 従来の日本医師会のオルカと連動する Windows院内システム、透析メーカーのシステムに、独自開発のiOSアプリケーションを加えて、院内システムを構築しています。
電子カルテ
iPadを使用しています。紙カルテの迅速性、一覧性、簡便性をそのまま活かし、情報の共有化、業務の効率化を図っています。医師やスタッフがベッドサイドで患者さんと会話しながら、必要なデータを確認することができます。
医師とスタッフのどちらのIDでログインするかにより、使用できる機能を変えて、正確で無駄のない業務のために役立てています。
治療条件の変更があった場合は、その場で指示を受けチェックできるため、指示受けの漏れやミスを防ぐことができます。
過去の紙カルテや他院からの紹介状などもスキャニングしてデータベース化しているので、様々なデータをすぐに閲覧できます。
透析システム
透析メーカーの共通プロトコル(データの相互伝送)を使用した、連携システムも開発して います。WindowsPCから透析機への透析条件の送信、透析機からPCへの血圧等治療状況の受信が可能です。
体重測定後に自動でPCより透析機へ除水量を送信するので、体重の記録間違いや計算間違いを防ぐことができます。
また、これらの全システムをデータサイエンス社が開発しているため、開発メーカーの違いによる二重操作がなく、シームレスな運用ができています。
インターネットセキュリティ
セキュリティ対策として、透析システム内のパソコンは、インターネットに繋げていません。
iPadは、院内のWi-Fi環境でのみデータベースにアクセスできます。
院内システム図